2014年7月18日金曜日

多摩美術大学プロダクトデザイン合格者作品制作プロセス:第2弾

今年の入試ガイドにも掲載されていた作品の制作プロセスシリーズ第2弾です。

第一弾はこちら↓(プロダクトデザイン専攻色彩構成)
http://hamabidesign.blogspot.jp/2014/07/blog-post_7.html
第二弾はこちら↓(グラフィックデザイン専攻色彩構成) 
http://hamabidesign.blogspot.jp/2014/07/blog-post_9.html


多摩美プロダクトデザイン合格者色彩構成作品
まずはエスキースです。「風」と聞いてふわりと舞う落ち葉を利用して表現しようとしました。光の演出も効いていて良いプランですね。ストライプ柄を利用して机の上の空間を効果的に演出しようとしています。<左>
右の図は下書きです。う〜〜〜〜〜ん、楕円地獄(笑)。プロダクトですので高い形の制度は必須条件です!!

多摩美プロダクトデザイン合格者色彩構成作品
さあ、塗り始めます。光を表現する為の影のグラデーションから手を入れていっていますね。この作品を印象づける重要な部分です。楕円がんばってます!<左>
台上のストライプも加筆し始めました。画面空間の設定が見えてきましたね。<右>

多摩美プロダクトデザイン合格者色彩構成作品
画面左上のアルコールランプ部分の描写です。独特な金属質の表現にここでもグラデーションを効果的に使っています。<左>
徐々に詰まってきました。 <右>

多摩美プロダクトデザイン合格者色彩構成作品
いよいよラストスパート!影の空間に色をのせたら一気に仕上がりました!あらかじめ明るさ暗さの演出をどれくらいの明度で表現するのかをしっかりイメージ出来ていないと、この完成度にはたどり着かないでしょう。

日々のトレーニングの成果を存分に発揮した一枚ですね!!!