2009年12月27日日曜日

今日のデッサン


冬期講習も早いもので、中盤に差し掛かりました。
年が明けて2週目からは、桑沢デザイン研究所や女子美術大学等、
各大学の対策課題が続々と始まります。
冬期講習は武蔵美、多摩美に向けた課題をやってはいますが、
総合的なデッサン力の総点検と言った意味合いが強いですね。
しっかり時間内で完成度を上げる事や、
自分が陥りやすい失敗を今のうちにチェックする事等、
これから各専攻の課題に取り組んでいくうえで、
ベースになる作品制作が出来ると良いと思います。

そして、これが「今日のデッサン」
夜の専攻別強化クラスのデッサンです。
ほとんどの作品が現役生だと考えると、随分とまとまってきました!
(ちなみに、浪人生のほとんどは、夜の時間は学科コースを受講しています。)
今日の夜からは、色彩構成の強化課題が始まります。
こちらも、講習会中に充実した作品を一つでも仕上げる事を心掛けて下さいね!

2009年12月14日月曜日

鉛筆デッサン描写ゼミ

先々週で2学期も終了しました。
冬期講習スタートまで少々時間があるので、
先週1週間、デザイン科はアトリエ開放していました。
特に課題は出していませんでしたが、
せっかくなので通常授業とは違ったかたちで過ごしました。
S先生の「塗りトレーニング」に続く第2弾、題して「描写ゼミ」!
S先生が手当り次第(?)に加筆指導して、デッサンの定着感を習得しよう!というもの。
充実感のある作品が多く出ました!

2009年11月30日月曜日

合格報告その2


先日、多摩美術大学造形表現学部A日程の合格発表がありましたね。
ハマ美デザインコースからは1名、日曜受験コースからは2名が受験していました。
見事3人とも「合格!!!」
おめでとう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
また、更に少し前には東京造形大学の自己アピール(AO)入試の発表もあり、
ハマ美デザインコースからは1名受験しておりましたが、
こちらも「合格!!!」
ポートフォリオ制作、頑張ってやってよかったね〜!

合格者のみなさん、
結果は出ましたが、引き続きデッサン力向上に向け制作に励んで下さいね。
とりあえず、

「おめでとう〜〜〜〜!!!」

2009年11月15日日曜日

現役生、今日のデッサン

来週からはいよいよ多摩美系のコンクールです。
描き出しはみんな随分と良くなりました!
実際の試験と同じ制作時間で、
この時期、現役生でここまでこれると
何やら明るい兆しが見えてきますね・・・。

冬の追い込みを期待させてくれる
今日のデッサンでした。

2009年10月28日水曜日

学科も頑張ってます!

そろそろ第4回校内実力テストがあります。
ハマ美では年4回この試験を設けていて、
入試に向けて学科の習熟度を年間を通じてみています。
学科もいよいよスパートの時期ですね。
焦らず慌てず、引き続きコツコツやっていきましょう!

2009年10月21日水曜日

塗りトレーニング


先日お伝えしたように、
3時間の課題が続いています。
ここで改めて、色面を綺麗に塗っていくための基本をもう一度おさらいです。
基本をおさえなければ、3時間では終わりませんからね!
塗っていく順番から、ムラにならない工夫、またちょっとした秘技まで、現役時代、塗りには定評のあったS先生にレクチャーして頂きました。
先生曰く
「塗りが綺麗になると、色彩構成は楽しくなるよ〜〜〜」

ごもっとも・・・!

次回の課題で皆さん実践してみて下さい!!

2009年10月19日月曜日

そろそろ勢いをつけていきましょうか!

今月末デザイン科私大コースでは
ムサ美系のコンクールがあります。
そのため制作時間3時間の課題を始めました。
純粋にデッサン力強化のため5時間以上かける課題をやっていましたが、
この時期、問題を絞ってタイトな時間で制作することは、3時間の試験時間に慣れること以上に、デッサンのポイントを改めて理解していくチャンスになるのです。

随分と涼しくなって、
試験を感じさせる時期になってきましたね・・・。
そろそろ、徐々にテンション上げていきましょう!

2009年10月5日月曜日

アニメーション実習!!

今回は、夏期講習て行われた映像・メディア表現コースのアニメーション実習の紹介です。実写志望とアニメ志望の生徒に分かれての制作です。

実写志望の生徒は、デジカメ片手に横浜の町を探索。自分の目でモチーフを見つけることから始まり、実景写真を繋いだアニメーション制作に挑戦しました。

一方、アニメ志望の生徒は、「点から始まり、点で終わる」ことを条件に、手書きの平面アニメーションに挑戦。一秒間の映像を作るのに約10枚の絵が必要な根気の要る作業でしたが、なんとか完成までこぎつけました。

完 成作品を見てみると、クオリティーの差はあれど、それぞれの色が出たユニークな作品群になったと思います。ただひとつ、苦言を呈するなら、映像制作は計画 性が大事!とりわけアニメーションの場合は1コマ単位での制作になるわけで、なんとなくでは完成すら危うくなる。それはこれから先のためにも肝に銘じ て欲しいと思いました…。
今回の作品を持って、AO入試に挑戦する生徒もいます。映像作品を一本撮ったという自負を胸に、暑い日差しや、通り雨、眠気やけんしょう炎(!)と戦いながら得た経験が、良い結果にむすびつけられれば…。

2009年9月16日水曜日

2学期コンクール


2学期最初の課題、コンクールの講評がありました。
ブログの記事内容としては、
良い事ばかりアップしたいところですが、

結果は惨憺たる物でした・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


1年間という限られた時間の中で成果を出していく為に、
それぞれの専攻別に、またそれぞれの個人の状態を考慮し、
作品を組み立てている様々な要素の中から、
最優先して考えて欲しい事柄を指示し、
同時にそれらを獲得する為に特化したトレーニング課題を設けています・・・


あとは、
あなた次第です。

作品がレベルアップするということは、
新たな視点が獲得できたということに他なりません。
新たな視点を獲得するには、
それ相応の体力が必要です。
それ相応のモチベーションが必要です。
獲得して欲しい視点の方向は指示してあります。
心底のめり込んで下さい。
資料収集に没頭して下さい。
何度も何度もリファインして下さい。

そして、作品を持ってきて見せて下さい。

中には作品資料を引用してチャレンジした人もいるでしょう。
ただ、まだ結果として表れていないだけです。
今まで自分に備わっていない力をつけようというのですから、
時間がかかるのは当然。
それはこちらも理解していることだし、つき合います。

1回のコンクールの結果が悪かったからといって、
それがみんなの将来に直接的に即かかわることではありませんが、
ここで露呈した問題を、うまくなっていく為のチャンスと捉えるか、
この機会をどう利用するかによっては、
今後に大きく繋がっていると思います。

シルバーウィーク、
宿題です。
どれくらい高いクォリティーの物が出来たかは問いません。
それは試験までに出来れば良い。

この時期、
「良い動き方が出来た」と言えるようにして下さい。

2009年9月11日金曜日

第1号!!

今週から2学期が始まりました!
しかも、私大クラスはしょっぱなからコンクールです!!
さあさあ、夏の成果は如何に!?

また、教官室のホワイトボードには早くも「合格!!」の文字が!
今年度第1号の合格者が出ました〜
おめでとう〜!
AO・推薦入試は、一般試験よりかなり早く、
この時期に合格発表があります。
めでたく合格を果たしましたが、実際大学が始まるのは4月。
まだまだ時間がありますので、
デッサン力をしっかり付けて入学しましょうね!

2009年8月22日土曜日

あついあつい夏、終了!

夏期講習が終了しました!
約4週間、始まったときは長いと感じたけれど、終わってみれば短かったような・・・。


締めくくりはコンクールです。
この時期のコンクールはハードなスケジュールの最後なので、毎年ちょっとバテ気味???な印象を持っていたのですが、今年はどうして、平面系も立体系もかなり充実した作品が多く生まれました。
講習会前半に繰り返し行なったトレーニングの成果かな?良かったですよ、みんな!!
全てが全て、合格レベルという訳ではありませんが、やっている内容は間違っていないです。
うまいかそうでないかの差は確かにありますが、作品から「あつさ」が伝わってくる作品が多く、現に自己ベストを出した人も多いはず。
これをベースに、より短時間で形が取れるように、よりツメの仕事ができるように、それぞれが足りない力を付けていくトレーニングをして下さい!


恒例の賞品(笑)を獲得した人・・・。

とりあえず、2学期まで少々時間が空きます。
講評で指摘された通り、色彩構成に関しては、まだまだ「未消化」です。
渡されたテキストを熟読して、資料収集をして下さい!
2学期最初のコンクールで差が付きますよ・・・。

明日から学科の後半、第2クールがスタートです。
まだまだ暑い夏は続きます。モチベーション高く、張り切っていきましょう!!

2009年8月10日月曜日

夏期講習:2

夏期講習もいよいよ折り返し地点です。
そろそろ疲れがたまってきた時期じゃないかな???
でもこの大変さは、入試直前講習に近いので、
ココで体力づくりが出来ると、一つステップアップできるのです。

授業内容自体は、徐々に実践的な内容が増えてきました。
でも、前期でやったクロッキーをしっかりと意識して制作して下さいね。

また、AO、推薦入試組はもう入試直前の体勢です!!
特にAO入試の人は1枚1枚が鍵になりますので、
心して取りかかりましょう!!!

2009年7月25日土曜日

夏期講習

学科前半の第1クールを終え、
夏期講習は昨日から実技に入りました。
昼の授業のデッサンはもう一度基礎力強化を、
夜の授業は専攻別のトレーニングをやっています。
特に夜の授業は、今後それぞれの専攻で必要になってくる視点を養う為のもの。
この夏期講習で、ぜひ力をつけて欲しいと思います。


2009年7月14日火曜日

研修旅行!

デザイン科昼間部は、伊豆にある研修荘へ2泊3日の研修旅行に行ってきました!
研修荘の周りは、山あり海あり川ありと、とにかく大自然に囲まれています。
イノシシには出会えませんでしたが、鹿と遭遇!!
普段アトリエでしか会う機会が少ない友達や先生たちと、
遊んだり、語ったり、内容の濃い3日間でしたね!




さあ、散策開始!
大杉やモリアオガエルの産卵で有名な池へ足を運びました。
もののけの森みたいでしたね〜。


北川先生お手製のそばを食べたり、みんなでカレーを作ったり、食事も充実!
遊んでばかりいるわけではなく、夜はスライドレクチャーです。学科の山本先生のPVを見せて頂いたり、ファインアートの作品の解説などがありました。


さあ、リフレッシュしたところで、夏期講習です!
みんながんばりましょ〜〜〜!

2009年7月8日水曜日

1学期終了!

ハマ美デザイン科はコンクールをもって1学期終了です。
基礎的なトレーニングが多かった1学期、
締めくくりはどうだったでしょうか?
上手くいったこと、いかなかったこと両方含めて、
もう一度握り返し、夏期講習に挑んで下さい!

今回のコンクールは武蔵野美術大学を想定した出題でした。鉛筆デッサンと色彩構成の2つの実技課題です。
評価の基準をしっかり理解して下さいね。

<写真左>講評風景です。今年度最初のコンクールなので、現役生は自分の作品が点数化されることに少々驚きがあったのではないでしょうか?
<写真右>そしてそして、2つの実技の合計点で現役生のトップに輝いたのは???おめでとう!!
先生お手製のプラチナ鉛筆(笑)とチョコが賞品でした。

夏期講習まで少々時間がありますが、引き続き手を動かして下さいね!!そして学科も!!

2009年6月22日月曜日

ブランディング

デザイン科で毎年恒例のブランディングの授業が終わりました。
いつもはG.Wを挟んでやっていたのですが、例のインフルエンザがありましてこの時期になってしまいました。この課題、リサーチしたり資料を集めたりと外に出て行くことが多いものですから、みすみすみんなを人ごみに送り出すわけにはいかないですからね。
でも中断していたにもかかわらず、みんなテンション高め!(笑)
ちょっと長くなりますが、この授業の紹介です〜

この授業は、6〜9人1グループになって、与えられたテーマに対しての回答をプレゼンテーションによって発表してもらう課題です。今年のテーマは「新しい遊びを提案して下さい」です。
「新しい遊び・・・?」
それぞれのチームで「遊び」について話し合います。


話し合っていたところ楽しくなくてはいけないという事で、とりあえず「人間ちえの輪」をみんなでやる事になりました。(笑)


よっ、、、、、、とっと、、、、、と・・・・。ほどけました。


と、遊んでいるばかりではありません。各チームでコンセプトを決め、それに沿ってプランを検討していきます。また自分たちのチームが考えた「遊び」をどう魅力的に伝えていくかも考えます。


昼間部生も通常の課題をこなしながら頑張ってます!
でも少々疲れ気味??そろそろハイになってきてますね・・・。笑


さあ!いよいよプレゼンテーションです!
しっかりポスターを作り込んだチーム、模型を充実させたチーム、様々。
講師からすると、この瞬間、良い悪いにかかわらず、なんだかとても微笑ましくなってしまうのです、頑張ったな〜って・・・。
でも、第三者に何かを伝える大変さを知った人も多かったのではないでしょうか?



プレゼンテーション用に制作したモックアップモデル。
チカラはいってます!


プレゼンテーションの後は総評、そして今年の第1位のチームの発表です。
今年の優勝チームは現役生のチームでした!!おめでとう!!


第2位は同率で2チームが獲得しました。

休日も含めて述べ10日間にわたるブランディングの授業は終了です。
毎年、各チームで色々なことが起こります。
意見が対立してまとまらないチーム、わりとスムーズに話が進むチーム、いろいろ。
それぞれがそれぞれの意見や考えを持っているのは当然です。
合うことも合わないことも多々あるでしょう。
ぜひ考えてみて下さい。
何故合うのか、合わないのか?
共有できる部分があるのか、ないのか?
あるとしたら、何故出来るのか?また何故出来ないのか?
デザインとは、そもそも他者を理解しなければ成立しないものです。

チームで一つの物事を決めていくプロセスの中で、様々な障害があるのは当然です。むしろ、問題が起こること自体にこの授業の意味があると言っても過言ではありません。
一人で考えていても思いつかないようなアイディアの卵が、複数の人でやるからこそ生まれる。そんな可能性がたくさん詰まっている。
悩むこと、考えること。
それらはきっと、あなた自身のキャパシティーを広げていくきっかけに、必ずなるはずです。