2012年6月21日木曜日

観察


写真は、昼間部工芸科の靴の模刻です。
講評でも話にありましたが、模刻は3次元から3次元への再現なので、
観察と作る行為が直結しています。

デッサンや平面構成では3次元から2次元への再現なので、
観察をいったん咀嚼して、鉛筆や絵具に置き換えなければなりません。
ということは、観察の段階ではしょってしまうと、
画面に出てくるかたちは更に簡単になってしまいます。

「どれだけ対象を観察できるのか?」
これは、全ての専攻で評価の対象になっています。

ひとつひとつの課題の中で、
より多くの形を見つけてみるつもりで取り組んでみましょう。